オフィシャルブログ

日別アーカイブ: 2026年10月27日

【 64 ーロクヨンー 】おススメ小説のご紹介 vol.17

こんにちは。

代表の西本一樹です。

おススメ小説のご紹介、本日は横山秀夫さんの「64 ―ロクヨン―」をご紹介します!

2012年に刊行され、警察内部の激しい対立、報道機関との駆け引き、そして14年前に起きた

少女誘拐殺人事件の謎が複雑に絡み合います。

物語の主人公は、警察官でありながら広報官という立場に置かれた三上義信。捜査の最前線から

離れた彼が、組織の壁にぶつかりながら、過去の未解決事件と向き合っていきます。

警察小説の名手・横山秀夫さんが描いた、警察組織の内幕と人間の葛藤をテーマにした傑作ミステリーです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

昭和64年1月5日、D県で少女・雨宮翔子ちゃんが誘拐されます。

犯人は身代金2,000万円を要求。警察は大規模な捜査を展開しますが、翔子ちゃんは遺体となって

発見され、犯人を特定できないまま事件は迷宮入りしてしまいます。

この事件は、発生した年にちなんで「64(ロクヨン)」と呼ばれるようになります。

それから14年。事件は未解決のまま、被害者の父親である雨宮芳男は、娘を失った悲しみを抱えて

生き続けていました。

主人公の三上義信は、かつて刑事として働いていましたが、現在はD県警の広報官を務めています。

広報官の仕事は、警察とマスコミの間に立ち、事件に関する情報を発表することです。

しかし、警察と記者クラブの関係は悪化していました。

警察は捜査への影響を考えて情報を制限しようとする一方、記者たちは事件の真相を明らかにするため、

積極的な情報公開を求めます。

その板挟みになる三上。

さらに、彼自身も家庭の問題を抱えていました。一人娘のあゆみが家出し、行方不明になっていたのです。

警察官として組織の論理に従うべきなのか、それとも一人の人間として正しいと信じる道を進むべきなのか。

三上は、仕事と家庭の両方で苦悩します。

そんな中、警察庁長官が「64」の事件を視察することが決まります。

視察まで、わずか1週間。

ところが、被害者の父親である雨宮は、警察による視察を拒否します。

14年前に娘を救えなかった警察に対して、深い不信感を抱いていたからです。

一方、警察内部でも問題が発生します。

刑事部は、過去の事件を捜査してきた自分たちの領域に、警務部などが介入することを快く思いません。

警察組織の中で出世や保身を考える者、過去の捜査に責任を感じている者、真実を明らかにしたい者。

それぞれの思惑がぶつかり合い、組織は激しく揺れ動きます。

三上は広報官という立場から、この対立を収拾しようと奔走します。ところが、事件について調べれば

調べるほど、警察内部に隠された問題が浮かび上がってくるのです。

そして、長官視察を目前に控えたある日、県内で新たな誘拐事件が発生します。

その手口は、14年前の「64」を思わせるものでした。

偶然なのか、それとも過去の事件と何らかの関係があるのか。

警察は新たな事件への対応を迫られ、マスコミとの対立もさらに激しさを増していきます。

三上は、広報官として警察の立場を守るだけでなく、事件の真相に迫るために行動することになります。

過去の事件に残された謎と、新たに起きた誘拐事件。

この二つの事件が結びついたとき、物語は大きく動き始めます。果たして「64」の犯人は誰なのか。

そして、警察が14年間抱え続けてきた秘密とは何なのか……。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

横山秀夫さんの作品がお好きな方には、ぜひ読んでいただきたい名作です。

本作は、警察内部の人間関係や組織の論理を緻密に描きながら、最後まで読者を引きつける力を

持っています。

特に、序盤は警察内部の部署や人物関係が複雑で、少し難しく感じるかもしれません。

しかし、登場人物それぞれの立場や思惑が分かってくると、物語に一気に引き込まれます。

なお、本作は2013年の本屋大賞で第2位を獲得し、ミステリー作品としても高く評価されました。

是非、手に取ってご堪能くださいね!

 

 

【鄙産業株式会社について】

鄙産業株式会社は、大阪府岸和田市を拠点とし、関西圏の方へ不動産事業・倉庫管理・駐車場運営を行っております。地域の方の暮らしをより豊かに、またこれからの残りの人生に心にゆとりを持った充実の時間を過ごしていただけるように、当社でサポートしてまいります。住まいのことで分からないことはお気軽にお問い合わせください。皆様が笑顔になれる暮らしを支えてまいります。

地域に根ざした企業として、不動産事業をはじめ多彩な分野で取り組みを進めています。住まいや土地の売買・活用を通じて、お客様一人ひとりの暮らしや未来を支えるだけでなく、倉庫管理や駐車場運営など幅広いサービスを展開いたします。また、時代の変化に合わせた新しい挑戦にも取り組み、持続可能な社会を見据えた事業を推進しております。鄙の名にふさわしく、地域に寄り添い共に歩む存在であり続けます。

・不動産事業

不動産事業は、お客様の大切な暮らしと未来を支えることを使命としています。土地や建物の売買、賃貸、活用のご相談まで幅広く対応し、一人ひとりのニーズに合わせた最適なご提案を行っています。住まいは単なる建物ではなく、家族の思い出を紡ぎ、人生を豊かに彩る大切な場所だからこそ私たちは、安心・安全で納得できる取引を第一に考え、地域に密着した情報と経験を活かして丁寧にサポートいたします。不動産を通じて「理想の暮らし」を実現するお手伝いをいたします。

・倉庫管理

倉庫管理は、物流の要としてスムーズな事業運営を支える大切な役割を担っています。商品の保管などを、正確かつ効率的な体制を整え、お客様の大切な資産を安全にお預かりします。品質を守りながら最適な状態で保管。鄙産業株式会社では、信頼と安心を基盤に、物流の円滑化と事業の発展をサポートいたしますので、是非安心してご依頼ください。

・駐車場運営

駐車場運営は、地域の利便性を高め、人々の暮らしやビジネスを支える重要なサービスです。私たちは土地の有効活用を考えるオーナー様と、安心して利用できる駐車スペースを求める利用者様をつなぐ架け橋として、多様なニーズに応える運営を行っています。月極駐車場から時間貸し駐車場まで幅広く展開し、効率的な管理システムと丁寧なメンテナンスで快適な環境を提供。安全性・利便性・収益性を追求し、地域に根ざした駐車場運営を通じて、街の活性化にも貢献してまいります。

【お気軽にお問い合わせください!】

鄙産業株式会社では、従業員一同お客様の疑問や不安を大切に考え、その一つひとつに丁寧に向き合っています。日々、協力し合いながら、お客様が抱える様々な問題や疑問にご対応いたします。些細なご質問や不安でも、お気軽にご相談いただけたらと思っております。鄙産業株式会社は、お客様の安心・安全を第一に考え、心を込めてご提案いたしますのでお気軽にお問い合わせください。